「チラシを作りたい」「ホームページを新しくしたい」「採用を強化したい」「SNSもちゃんと動かしたい」。会社を運営していると、クリエイティブに関する課題は少しずつ、そしていろいろな場所から出てきます。
そのたびにデザイン会社、Web制作会社、映像制作会社などを探して、それぞれに会社のことを説明して依頼する方法もあります。でも、もうひとつの選択肢として僕が提案したいのが、「社外にクリエイティブパートナーを持つ」という考え方です。
studio MONDAY BLUEでは、グラフィックデザイン、Web制作、映像、イラスト、広告、ブランディングなど、媒体を限定せず企業や店舗のクリエイティブを制作しています。ただ、単純に「いろいろ作れる」ことを強みにしたいわけではありません。大切にしているのは、何を作るべきなのか、その前の段階から一緒に考えることです。
クリエイティブパートナーとは?
クリエイティブパートナーとは、必要な制作物をその都度つくるだけではなく、会社や事業について理解しながら、デザインやWeb、広報などを継続的に相談できる存在です。
たとえば「採用チラシを作りたい」という相談があったとしても、本当に必要なのがチラシとは限りません。求人ページを改善した方がいいかもしれないし、会社の雰囲気をSNSで発信した方がいいかもしれない。そもそも、求職者から見た会社の魅力を一度整理した方がいいこともあります。
だから僕は、「何を作りますか?」よりも先に、「何を変えたいですか?」を考えます。制作物は、その目的を実現するための手段のひとつです。
制作物ごとに外注すると、会社の見え方が分かれてしまうことがある
ロゴはデザイナー、ホームページはWeb制作会社、動画は映像制作会社、SNSは運用会社。専門分野ごとに外注することにはもちろんメリットがあります。一方で、依頼先が増えるほど「Webとチラシで雰囲気が違う」「SNSだけ別の会社のように見える」「以前作ったものとのつながりがない」といったことも起こりやすくなります。
企業のブランディングは、ロゴだけで完成するものではありません。Webサイト、SNS、名刺、チラシ、動画、営業資料、店舗、車両など、お客様が会社と接するさまざまな場所から少しずつ印象が作られていきます。
だからこそ、一つひとつの制作物だけを見るのではなく、「会社全体として、どう見えているか」を考える人がいることには意味があります。
WORKS|丸オ奥田商店 ― 一緒に仕事をするほど、会社への理解が増えていく

有限会社丸オ奥田商店様とは、ロゴやブランドルール、キャラクターデザインから、チラシ、DM、新聞、年賀状、名刺、日々のお知らせまで、継続してさまざまなクリエイティブを担当しています。
この仕事で大切なのは、「いろいろなものを作った」ということではありません。一件ずつ仕事を重ねる中で、会社の歴史や事業、お客様、地域との関わり方を知り、その理解を次のクリエイティブへつなげていくことです。
最初に「チャレンジ精神とプロフェッショナルの信頼」というブランドイメージを整理し、ロゴ、ブランドカラー、書体、キャラクターなどの共通ルールを設計。その後も、家具の移動・処分サービスを伝えるチラシや、会社の日常や歴史まで紹介する「ハトのU子さん新聞」など、その時々で必要になるものへブランドを展開しています。
会社のことをすでに理解しているから、毎回ゼロから説明する必要がありません。「今度こういうことをやりたいんだけど」というところから話を始め、何を作るべきかを一緒に考えられる。これは、MONDAY BLUEが考える社外クリエイティブパートナーという関係が特によく表れている事例です。
WORKS|G.N.M運送 ― 「求人に困っている」から、企業の顔をつくるところまで

G.N.M運送株式会社様との仕事は、「求人に困っている」という相談から始まりました。そこで最初から採用サイトや求人広告を作るのではなく、社長ご夫妻のあたたかさや親しみやすさそのものを会社の魅力として伝えられないか、と考えました。
そこから生まれたのが、社長ご夫妻をモチーフにしたキャラクターです。Xでの漫画投稿を起点に、名刺、採用LP、トラックラッピングなどへ展開し、一つのキャラクターをSNS・Web・紙・車両まで一貫して使用しています。
ここでも目的は「キャラクターを作ること」ではありません。求人という課題からスタートし、どうすればこの会社らしさが伝わり、知ってもらい、興味を持ってもらい、応募につながるのかを考えた結果、必要なクリエイティブが複数の媒体へ広がっていきました。
一つの課題に対して、最初から制作物を限定しない。必要であればデザインからWeb、SNS、リアルな接点まで横断して考える。これもクリエイティブパートナーだからこそできる関わり方だと思っています。
WORKS|MAHALAGA ― Webサイトも「作る」だけでは終わらない

MAHALAGAのブランドサイトでは、構成、Webデザイン、コピー整理、実装までを担当しました。
Web制作というと、ページをデザインして実装する仕事と思われるかもしれません。しかし実際には、どんな順番で商品を知ってもらうのか、どんな言葉を置くのか、写真をどう見せるのか、購入までどんな空気の中を進んでもらうのか。そうした細かな設計の積み重ねでブランドの印象は大きく変わります。
MAHALAGAでは、余白、淡い色彩、写真、言葉のリズムを揃え、石鹸に込められた思想や商品のやさしさを、静かな時間として感じてもらえるブランドサイトを目指しました。商品紹介から購入まで、ブランドの空気を損なわずに進める導線まで含めて設計しています。
これはWebサイトに限った話ではありません。チラシでも動画でもSNSでも、見た目を整えることと、相手にどう伝わるかを設計することは別物です。MONDAY BLUEでは、その両方をクリエイティブの仕事として考えています。
社外クリエイティブパートナーを持つメリット
社外にクリエイティブパートナーを持つ一番のメリットは、単に制作を外注できることではなく、会社についての理解が蓄積されていくことだと思っています。
- 毎回、会社や事業についてゼロから説明しなくていい
- 過去の制作物やブランドの方向性を踏まえて相談できる
- デザイン、Web、動画、SNSなど媒体をまたいで考えられる
- 「何を作るべきか決まっていない」段階から相談できる
- 小さな制作物でも、会社全体のブランドを踏まえて作れる
専任のデザイナーやクリエイティブディレクターを社内に雇うほどではない。でも、チラシやWeb、採用、SNSなど、クリエイティブに関する仕事は定期的に発生する。そんな会社にとって、必要なときに声をかけられる社外のパートナーは相性がいいと思います。
「何を頼めばいいか分からない」でも大丈夫です
MONDAY BLUEへの相談は、最初から依頼内容が決まっていなくても構いません。「問い合わせを増やしたい」「採用を強くしたい」「会社の見え方を変えたい」「新しいサービスを始めたい」「今やっている広報が正しいのか分からない」。そんな状態からでも大丈夫です。
話を聞きながら現在の課題を整理し、本当にWebサイトが必要なのか、チラシなのか、動画なのか、それとも別の方法なのかを一緒に考えます。場合によっては、大きなものを作る必要がないという結論になることもあると思います。
作ることそのものではなく、そのクリエイティブによって何を変えるのか。そこから考えることを大切にしています。
クリエイティブパートナーを、社外に。
最初から会社全体のブランディングを任せる必要はありません。名刺一枚、チラシ一枚、Webサイトの一部分、一本の動画。小さな仕事から始まり、一緒に仕事をする中でお互いのことを知っていくくらいが、むしろ自然だと思っています。
仕事を重ねるほど会社への理解が増え、やがて「あれ、どう思う?」「今度こんなことをやりたいんだけど」と気軽に話せるようになる。僕が目指しているのは、社内にはいないけれど、社内のことを知っているクリエイターです。
デザイン会社、Web制作会社、動画制作会社を探す前に、「まずMONDAY BLUEに聞いてみよう」と思ってもらえる存在になること。制作物を納品するだけではなく、会社や事業のこれからを一緒に考えること。それがstudio MONDAY BLUEの考えるクリエイティブパートナーです。
クリエイティブパートナーを、社外に。
デザイン、Web、映像、イラスト、ブランディング、採用・広報など、クリエイティブに関することなら、まだ内容が固まっていない段階からご相談いただけます。



