紙とWEBとリアルは、なぜ分けて考えるとうまくいかないのか

この記事では、紙・WEB・リアルを分断せずにつなぐ考え方を「導線設計」と呼び、その全体像を整理します。


――体験導線という視点から整理する。「紙はもう古い」「今はWEBだけでいい」広報や採用の話をしていると、こうした言葉をよく耳にします。確かに、WEBは即時性があり、拡張性も高い。一方で紙媒体には、触れる、持ち帰る、時間をかけて読むという、WEBにはない特性があります。問題は、どちらが優れているかではありません。それぞれを“単体で完結させてしまっていること”にあります。


紙媒体も、WEBも「入口」にすぎない

紙媒体は、情報を伝えるためのゴールではありません。WEBも同様です。チラシ、名刺、冊子、WEBサイト、SNS、店舗、イベント。これらはすべて、人の行動を次へとつなげるための入口です。しかし現実には、

  • 名刺にQRを載せて終わり
  • チラシからWEBに飛ばして終わり
  • WEBサイトを作って終わり

というように、媒体ごとに役割が断ち切られているケースが少なくありません。

入口から体験の「最後」まで丁寧に設計することが大事です。満足度が伸びない理由は、体験の「最後」にあるでは、特に「最後」の重要性について解説しています!

名刺のQRは「リンク」ではなく「体験」か

たとえば名刺。今やQRコードを載せること自体は珍しくありません。ですが、そのQRを読み込んだ先に、

  • 名刺とまったく関係のないデザインのWEBサイトが表示される
  • 情報が多すぎて、何を見ればいいかわからない

そんな体験が待っていたらどうでしょう。逆に、

  • 名刺と同じ世界観のページが表示され
  • 「はじめての方はこちら」と分かりやすい導線があり
  • 名刺からアクセスした人だけが見られるページだったら

それだけで、少し特別で、少し親切な体験になります。ここで大事なのは、QRを載せたかどうかではなく、QRの先まで設計しているかどうかです。

名刺のQR活用についての詳細は、名刺をなめるな。そこから始まるブランド体験。で紹介しています。

紙とWEBは「使い分け」ではなく「連携」

紙媒体とWEBを比較して、どちらが向いているかを考えること自体は無意味ではありません。ただし、その議論が「どちらかを選ぶ」方向に向かうと、効果は限定的になります。紙には、立ち止まらせる力があります。WEBには、深く掘り下げる力があります。重要なのは、紙で終わらせず、WEBで完結させないこと。たとえば、卓上カレンダーを既存顧客に配布するとします。カレンダーとして使ってもらうだけなら、紙で完結します。しかし、

  • 月が替わるたびにQRを読み込むと、その月の情報が表示される
  • 季節ごとに、限定コンテンツや空間体験につながる

そんな設計があったらどうでしょう。紙とWEBが連携することで、体験は一度きりではなく、継続的な接点になります。


「リアル」は、体験を共有したくなる場所

紙とWEBがうまく連携すると、次に起きるのがリアルの動きです。

  • ちょっと面白かった
  • なんだか親切だった
  • 誰かに話したくなった

こうした感情は、人を動かします。リアルな場での会話や紹介は、広告では代替できない信頼を生みます。だからこそ、紙・WEB・リアルは切り離して考えるものではありません。


成果が出ない理由は「点」で考えているからかもしれない

単発の施策を重ねても成果が出ないと感じているなら、それはやり方が間違っているというより、考え方の単位が小さいだけかもしれません。媒体ごとではなく、人の体験の流れとして全体を設計する

MONDAY BLUEは、その視点から、紙とWEBとリアルを一体として考えています。それぞれの強みを活かしながら、成果へとつながる導線を組み立てる。簡単ではありませんが、だからこそ意味があると考えています。

SNSを頑張っても増えないとき、導線が途切れている リアルタイム情報を発信することの重要性と、その手段 なぜ世界観と導線とデザインは、別々に考えてはいけないのか 世界観・導線・デザインの関係性は、HTML・CSS・JavaScriptに似ている MONDAY BLUEのデザイン制作実績はこちらから。

紙媒体とWEBの設計について相談する

“作る”と“効かせる”は別のスキル

この記事は、MONDAY BLUEが考える「導線設計」という思想の中で、特にデザインを効かせるという視点にフォーカスして整理した補足記事です。


──デザインの効果が出ない理由と、デザイナーの見極め方

きれいなのに、なぜ効果が出ないのか

「プロに頼んだのに、反応がない」
「デザインは整っているが、採用につながらない」

採用ページやチラシを作ったあと、こうした違和感を抱えたまま、理由が分からず止まってしまうケースは少なくありません。

“デザインが悪いわけではなさそう”
でも“効果が出ているとも言えない”。

この中途半端な状態こそが、多くの採用ツールが抱えている問題です。実際、現在は一定以上のクオリティのデザインを作れる人が増えています。それでも成果に差が出るのは、デザインの上手さ=効果ではないからです。問題の多くは、デザインを「作る行為」としてのみ捉えてしまう点にあります。

「作るデザイン」と「効かせるデザイン」の違い

デザインには大きく分けて二つの役割があります。

  • 見た目を整えること
  • 課題に対して作用させること

前者は、レイアウトや配色、フォント選びなど、完成物のクオリティを高める力です。一方、後者は「誰に」「何を感じてもらい」「どんな行動を起こしてほしいか」までを考える力です。しかし、多くの場合、効果が出ない原因は技術不足ではありません。「作る力」はあっても、「効かせる視点」が設計に入っていないことが理由になります。たとえば、「かっこいい」「今っぽい」ことが目的になってしまい、本来向き合うべき目的が後回しになるケースです。

デザインのきれいさより大切な要素について詳しくは、反応がない=デザインが悪い、とは限らないで紹介しています。

いいデザイナーは、すべて説明できる

効果を意識しているデザイナーには、共通する特徴があります。そのひとつが、「選択の理由を説明できる」ことです。

  • なぜこの色なのか
  • なぜこの構成なのか
  • なぜこのサイズなのか

感覚や好みではなく、目的や想定する相手との関係性から説明できるかどうか。説明できるということは、意図して設計しているということでもあります。

たとえば、そのチラシ、本当にA4が最適解?ということを説明できるかが、重要なのです。

ヒアリングで「目的」を確認しているか

制作前のヒアリングも、大きな判断材料になります。いいデザイナーほど、「何を作るか」より先に「何のために作るか」を聞きます。採用人数を増やしたいのか、あるいは、ミスマッチを減らしたいのか。将又、会社の印象を変えたいのか。同じ「採用ツール」でも、目的が違えば最適な手段は変わります。したがって、目的の確認が浅いまま進む制作は、効果が出にくくなりがちなのです。

依頼内容以外の提案が出てくるか

「チラシを作りたい」と相談したのに、「今回の課題ならLPの方が合っているかもしれません」「A4よりB5の方が読まれやすい可能性があります」。こうした提案が出てくることがあります。一見すると遠回りに感じるかもしれませんが、これは目的から逆算して考えている証拠です。

言われたものをそのまま作るだけでなく、「そもそも何が最適か」を考えているかどうかは、大きな違いになります。

案件単体で終わらせていないか

もうひとつのポイントは、時間軸です。いいデザイナーは、案件を単発で考えません。

  • 今回の制作物が次にどうつながるか
  • 将来的にどんな改善ができるか
  • 採用や広報全体の流れの中でどう位置づくか

短期の成果だけでなく、積み重ねとして機能する設計ができているか。この視点があるかどうかで、結果は大きく変わります。

長くいい関係を気づくことの重要性は、中小企業のための、デザイナー選びと付き合い方で解説しています。

「完成物」ではなく「思考の量」を見る

デザインの効果が出ないとき、完成した見た目だけを比べても、判断は難しいかもしれません。

  • どれだけ説明があったか
  • どれだけ目的の話が出たか
  • どれだけ別の視点が提示されたか

そのやり取りの中に、「作る」と「効かせる」を分ける違いが表れます。

デザイナー選びに迷ったときは、完成物の美しさだけでなく、そこに至る思考の深さにも目を向けてみてください。

MONDAY BLUEは、依頼主のブランディングや世界観からじっくりと掘り下げ、目的とご予算に見合った、最適なご提案を心掛けています。MONDAY BLUEのブランディングについての考え方は、ブランディングを整理する、という仕事。でご覧いただけます。 “効かせる”ことを追求すると、エンターテイメントに行き着く理由を、効果を突き詰めた先にあるのは、エンターテイメントだったで解説しています! デザイン自体の良し悪しについては、チラシの視線誘導のすべて|見られる順番で、成果は決まるの記事で解説しています! MONDAY BLUEの導線設計の考え方については、紙とWEBとリアルは、なぜ分けて考えるとうまくいかないのかで詳しく解説しています!

名刺をなめるな。そこから始まるブランド体験。

この記事は、MONDAY BLUEが考える「体験設計」という思想の中で、特に名刺のブランド体験としての役割の視点にフォーカスして整理した補足記事です。


名刺に本気で向き合うようになったのは、「反応が変わった」からだ。それまでも名刺は持っていた。情報は揃っていたし、失礼になるようなものでもなかった。けれど、こだわって作った名刺に変えた瞬間、客先での空気がはっきりと変わった。

ほとんどすべての人が、何かしら反応する。手に取って、少し眺めて、「これ、いいですね」と言われる。そして何より、案件の獲得率が、目に見えて上がった。


名刺は、すでに「体験」を始めている

名刺は、連絡先を伝える道具だと思われがちだ。もちろん、それは間違っていない。ただ、実際の現場では、名刺は情報よりも先に「体験」を渡している。

紙の厚み。手触り。余白の取り方。文字の緊張感や、インクの黒の深さ。

それらはすべて、「この人は、どんな仕事をするのか」「この人に頼んだら、どんな体験が待っていそうか」という無言のメッセージになる。名刺は小さい。けれど、最初に触れられるブランド体験としては、これ以上ない入口でもある。


こだわった名刺に変えたとき、何が起きたか

僕自身が体験したのは、名刺のデザインが変わった、という話ではない。

変わったのは、会話の入り方、相手の距離の詰まり方、「まずは一度、話を聞かせてください」と言われる確率。名刺をきっかけに、仕事の話が自然に始まるようになった。「説明」ではなく、対話のスイッチになった感覚だった。名刺は、自分や会社を“語らせる”ものではなく、相手が「知りたくなる状態」をつくるものなのだと思う。


QRコードは「体験を深める装置」になる

名刺の可能性は、紙一枚で終わらない。QRコードを読み取った先に、何が待っているか。そこを設計できた瞬間、名刺は一気に“体験メディア”になる。たとえば…

  • 名刺からしかアクセスできない、秘密のページ
  • 名刺の持ち主だけが案内する、プロフィール専用ページ
  • 運送会社であれば、3Dで可視化された輸送対応エリアマップ
  • VR空間で再現された、事業の世界観
  • アニメーションや動画が静かに再生される導入体験

どれが正解、という話ではない。大事なのは、名刺から一段、奥へ進めること。「この人、ちゃんと考えてるな」、「他とは違うな」そう感じてもらえる体験を、名刺の“その先”に用意する。

紙媒体とWEBとの関係性については、紙とWEBとリアルは、なぜ分けて考えるとうまくいかないのかで詳しく解説しています!

名刺は、最高のチャンスでもある

名刺交換は、多くの場合、短く、形式的だ。だからこそ、そこで渡す一枚には、大きな意味が宿る。名刺は、ブランド体験の入口であり、記憶に残るきっかけをつくれる場所でもある。

軽く作ることもできる。けれど、深く設計することもできる。名刺をどう扱うかは、自分たちのブランドを、どこまで本気で考えているかに近い。僕は、名刺を変えて、体験が変わり、反応が変わり、結果も変わった。名刺は、小さい。でも、絶対になめてはいけない。


もし今、「名刺を新しくしたい」と考えているなら、デザインの話だけで終わらせなくてもいいと思う。どんな印象を残したいのか。どんな体験から、仕事が始まってほしいのか。名刺の“その先”に、何を用意したいのか。

そうしたことを、まだ言葉になっていなくても構わない。MONDAY BLUEでは、名刺を単体の制作物としてではなく、ブランド体験の入口としてどう設計するかを一緒に考えている。決まっていなくていい。うまく説明できなくてもいい。名刺について、少し立ち止まって考えてみたくなったら、そのタイミングで話を聞かせてもらえたら嬉しい。

MONDAY BLUEの名刺制作の実績は、名刺制作の実績ページでご覧いただけます。 MONDAY BLUEの体験設計の考え方については、MONDAY BLUEは「体験設計」を徹底的に考えるで解説しています!

ブランディングを整理する、という仕事。

窓辺のデスクと書類

この記事は、MONDAY BLUEが考える「世界観設計」という思想の中で、特にブランディングの視点にフォーカスして整理した補足記事です。


ブランディングが必要だ、という話はよく聞きます。けれど実際に動こうとすると、多くの人が立ち止まります。何から始めればいいのか分からない。誰に頼めばいいのか分からない。

それもそのはずで、ブランディングは「考える仕事」と「かたちにする仕事」が途中で分断されやすい領域だからです。


ブランディング整理で最初にやるべきこと

ブランディング整理は、ロゴやデザインを作ることから始まりません。

まず必要なのは、そのブランドを、時間をかけて知ることです。

・なぜこの事業をやっているのか
・何を大事にしてきたのか
・どんな判断を良しとしてきたのか
・現場にはどんな空気が流れているのか

こうした情報は、ヒアリングシートを埋めただけでは見えてきません。会話の温度、言葉の選び方、無意識の癖。そこに、ブランドの輪郭があります。


「見え方」を整えるということ

ブランドを知ったあとにやるのが、見え方を整えるという作業です。ここでいう見え方は、単なるビジュアルデザインではありません。

言葉。
色。
文字。
写真や映像のトーン。
音。
雰囲気。
風格。
温度感。

これらすべてが組み合わさって、人は「この会社はこういう存在だ」と感じ取ります。ブランディング整理とは、これらを一貫した方向に揃え、管理できる状態にすることです。

すべての要素を設計できるクリエイターの見極め方は、“作る”と“効かせる”は別のスキルで詳しく解説しています。

なぜコンサルティングでは完結しないのか

コンサルティングは、ブランディングを構造的に整理するのが得意です。

言語化。
フレームワーク。
ポジショニング。

それらは確かに重要です。ただ、問題はその先にあります。

整理された考えを、実際の表現としてどう落とし込むのか。

言葉をどう書くのか。
色をどう選ぶのか。
文字の太さをどうするのか。
写真の距離感をどうするのか。

ここには、正解のない判断が連続します。そしてこの領域は、理論や資料だけでは決めきれません。多くのコンサルティングは、「考えを整理するところ」で仕事が終わります。それを“かたちにする術”を持っていない場合がほとんどです。


なぜデザイナーだけでも足りないのか

一方で、デザイナーは表現を形にできます。しかし、雇われたデザイナーがブランド全体を背負うことは現実的ではありません。

・経営の意図
・事業の未来
・長期的な一貫性

そこまで踏み込んだ判断は、依頼された範囲を超えてしまうからです。結果として、「言われたものを、きれいに作る」という役割に収まりがちになります。


ブランディング整理は、かたちにして初めて意味を持つ

ブランディング整理は、考えて終わりではありません。かたちになって初めて、機能し始める。言葉として使われ、色として見られ、デザインとして運用される。そこまで落とし込まれて、はじめて「判断基準」として生き続けます。


だから、クリエイティブスタジオがやる

MONDAY BLUEは、世界観をかたちにする仕事をしてきました。抽象的な考えを、現実の表現に変えてきた経験があります。だからこそ、ブランディングを整理し、そのままデザイン・表現まで持っていける。デザインは目的ではありません。ブランディング整理のための手段です。

考えるだけでも足りない。作るだけでも足りない。その間を、途切れさせずにつなぐ。それが、ブランディングを整理する、という仕事です。

MONDAY BLUEをはじめて知った方は、是非はじめてMONDAY BLUEを知った人へを読んでいただければ幸いです。 MONDAY BLUEの世界観設計の考え方については、世界観設計とは何か?売上につながるブランド体験のつくり方【完全ガイド】で詳しく解説しています!

採用にアニメーション動画は効果ある?応募につながる条件と失敗パターン

採用アニメを視聴している就活生たち

この記事は、MONDAY BLUEが考える「導線設計」という思想の中で、採用におけるアニメの効果の視点にフォーカスして整理した補足記事です。


採用にアニメーションは効果があります。
ただし 「作れば応募が増える」ではなく、「会社の価値観を伝える設計ができたときに効く」 というタイプの手段です。

反応が出ない採用動画の多くは、アニメの問題ではなく、
“伝える順番”と“捨てる判断”がないまま作っていることが原因です。

この記事では、採用でアニメが効く条件/効かない条件、実写との使い分け、設計の考え方を整理します。

あわせて読みたい
人材不足が深刻な業界こそ、採用動画が必要な理由

建設・運送・介護など、人材不足が深刻な業界では採用動画の重要性が高まっています。採用動画が必要とされる背景を解説しています。

アニメ全体の効果について整理した記事はこちら: アニメの効果とは?実写との違いも解説

結論:採用にアニメは効く。ただし「3条件」が揃ったときだけ

ここを短く強く書く。
例えば:

  • 価値観(空気感)を伝えたい
  • 説明ではなく“納得”を作りたい
  • 動画の後に“応募したくなる導線”がある

この3つが揃ってる会社は、アニメが刺さりやすい。


採用アニメが「効く会社」の特徴(3つ)

あなたの強みである“世界観”をここで明文化する。

  1. 言葉にしにくい魅力がある(空気、温度、文化)
  2. 理想の人材像が明確(誰に来てほしいかが決まってる)
  3. 採用の勝ち筋が“共感型”(条件ではなく価値観で選ばれたい)

採用アニメが「効かない会社」の特徴(3つ)

ここは検索ユーザーが一番読みたいところ。

  1. とにかく応募数が欲しい(大量採用)
    → アニメで絞れる。逆に数は落ちることがある。
  2. 伝える内容が整理されてない
    → アニメは削らないと成立しないから、混乱が増える。
  3. 動画を“作って終わり”にしている
    → 動画は入口。応募導線が弱いと消費されて終わる。

実写とアニメ、どっちを選ぶべき?(判断表)

これ入れると滞在時間も上がる。

  • 実写が強い:リアルな現場、人物、空気、信頼、透明性
  • アニメが強い:価値観、抽象、未来像、理念、心理的距離の短縮

さらに重要なのは「混ぜ方」
例:

  • トップにアニメで世界観 → 下に実写で現実
  • 実写で重い → アニメで補足・整理

応募につながる“導線設計”の型(動画単体で終わらせない)

ここ、MONDAY BLUEらしさ全開で勝てる。

おすすめはこの型:

動画(共感) → 採用ページ(具体) → Q&A(不安除去) → 応募(行動)

採用動画で失敗するのは、動画だけで全部やろうとするから。
動画は “応募の理由を作る” 役割に絞る。

MONDAY BLUE Animeサイトはこちら。 採用やPRにアニメーションを使うことのメリットとデメリットについては、企業PRにアニメを使うメリットとデメリット|実写との違いと効果を解説でも解説しています。 ブランドの想いをかたちにするMONDAY BLUEのアニメーションについてもっと知りたい方は、ブランドの“想い”を動かす、アニメーションPRという選択肢こちらもチェック! せっかくアニメーション制作を依頼してもすぐに『消費』されてしまう原因は?も併せてチェック! アニメーションの使い道はPRだけではありません。アニメーションの意外な使い道5選も見てみてください。 最近流行りのオリジナルキャラクタービジネスをお考えなら、その企業漫画、アニメにしませんかの記事をチェック!

AI生成やCanvaがあるけど、デザイナーに頼む意味はあるのか?

未来のオフィスで働くデザイナーのイラスト

AIはどんどん賢くなっている。見た目の整ったロゴも、トレンド通りの配色も、誰でも数クリックで出せる時代だ。でも、studio MONDAY BLUEを含めデザイナーが作っているのは正解ではない。“人の生き方そのもの”だ。AIが世界を整えるほど、そこに人間の揺らぎが消えていく。その空いた隙間を埋めるのが、私たちの仕事だ。

AIは矛盾を嫌う。

MONDAY BLUEは、そこに意味を見つける。

「優しく見せたいけど、甘くはなりたくない」
「シンプルだけど、地味にはしたくない」
クライアントの言葉は、たいてい矛盾している。

でも、その矛盾こそが本音だ。そして、そこにしか“人の世界観”は生まれない。AIはこの矛盾を平均化して処理する。MONDAY BLUEは、そこに留まる。矛盾の真ん中で、どんな色なら、どんな余白なら、その気持ちが届くのかを探す。デザインとは、論理と感情のはざまで立ち止まる勇気だ。

空白を描く。

それは、何もない場所に“体温”を残すこと。AIは「空白」を“無”として処理する。でもMONDAY BLUEにとって空白は、“意味”そのものだ。

看板の余白。
封筒のざらつき。
会話の沈黙。

人は“何も描かれていない部分”で、想像し、感じ、動かされる。MONDAY BLUEのデザインは、その「想像が生まれる余白」を意図的に残す。AIが削ぎ落とす静けさの中に、私たちは生きた呼吸を描く。

AIは空気を読む。

MONDAY BLUEは、その空気を変える。AIは、時代の空気を読み、最適解を返す。でもMONDAY BLUEは、そこに疑問を持つ。「この空気、誰が作ったんだろう?」私たちはその空気に逆らう。笑われるくらい不器用に、でも確かに、空気を変えるデザインをする。それは流行と戦うことではなく、人の“痛み”と“優しさ”を同時に描くことだ。

Canvaは便利だ。

でも、整いすぎた世界では人の物語が消える。Canvaは素晴らしい。だけど、そこにあるのは“きれいに整った物語”だ。美しいけれど、どれもよくできた無難。MONDAY BLUEは、そこにノイズを加える。ノイズこそが、人間の証拠だから。テンプレートでは出せない不揃いな余白、かすれた線、思いがけない静けさ。その全部が、あなたのブランドを“人のもの”にする。

MONDAY BLUEが描いているのは、正解ではなく「経験」だ。

私たちは、きれいに揃った世界よりも、矛盾を抱えた現実に惹かれる。それは「正しさより、信じられるものを作る」仕事だ。デザインというより、体験。サービス業といってもいい。AIが速さをくれるなら、私たちはその速さの中に立ち止まる時間を作る。矛盾を描き、空白を残し、誰かが“自分の気持ちを思い出す”ための余地を作る。それがMONDAY BLUEのデザインだ。

まとめ

AIが正確であるほど、人間は“曖昧”である必要がある。空気を読むのがAIの仕事であるならば、MONDAY BLUEはその空気に「匂い」をつける。AIが整えるならMONDAY BLUEは「揺らぎ」を増やす。

AIが正解を出すならMONDAY BLUEは「矛盾と空白」を描く。なぜならその中にしか、人が人である理由が残らないからだ。studio MONDAY BLUEは矛盾を抱きしめ、空白を描くデザインスタジオです。

MONDAY BLUEをはじめて知った人は是非、はじめてMONDAY BLUEを知った人へを読んでみてください。

新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます🎍
昨年はstudio MONDAY BLUEへのたくさんのご依頼をいただき、ありがとうございました。

「世界観を表現つくるクリエイティブスタジオ」として、アニメーション、デザイン、フリーペーパー、看板制作など制作いたしました。

2025の振り返り

2025年は、ひとことで言えば「じっくり成長した1年」でした。
制作案件やMONDAY BLUEに関わっていただく方が増えるほど、「MONDAY BLUEの在り方」「自分たちらしさって何だろう」と自問する時間も自然と増えていきました。

結果として、効率は決して良くなかったかもしれません。遠回りもたくさんしました。でもその分、急いでいたら見落としてしまいそうな感覚や、言葉にしづらい違和感に気づけた1年でもありました😊

MONDAY BLUEのメンバーとの連携、クライアントとの密接な繋がりなど、スタイルやバランスを探り続けていた気がします。その結果、後からじんわり残るような関わりが広がっていった1年でした。

2026年の目標

そして来たる2026年🐎
より一層、その人、そのサービス、その店舗などが持つ世界観を丁寧に引き出し表現を磨きます。特にアニメーション事業には注力し、MONDAY BLUEにしかできない世界観づくりをお手伝いします。

また今年は設備面でも大きなパワーアップを目指し、なんとスタジオ移転を計画中!
案件の量も求められるクオリティも上がるなか、手狭になってきた現スタジオから、より良いものを生み出すための新環境として、新しいスタジオへの移転を考えています。

2026年のstudio MONDAY BLUEを応援よろしくお願い致します。
皆さんにとっても実りある一年になりますように。


studio MONDAY BLUE 一同🍳

フリーペーパー「Kibabura」vol.5を発行しました!

Kibabura'25冬_モックアップ

ハトのマークの引越専門 江東センター 丸オ奥田商店様が発行するフリーペーパー「Kibabura’25冬 vol.5」 を発行しました!

今号の企画は
散歩帰りのプチお土産に寄りたいお店

ふとしたときに、
「今日は何か、奥さんに買って帰ろうかな」
そんな気持ちがよぎること、ありませんか?

でも、大袈裟なものを買って帰るのは恥ずかしかったりしますよね。

仕事帰りや、休日の散歩の帰り道。
わざわざ構えなくても立ち寄れて、奥様にもちょっと喜んでもらえる。
今号では、そんな、“ちょうどいい”お店を、木場駅周辺エリアから2店舗ご紹介しています。

フラワーショップ KAWASHIMA様

木場で長く愛されているお花屋さん フラワーショップKAWASHIMA 様。
店先に並ぶ花々は、どれも日常にすっと馴染むものばかり。
特別な日じゃなくても、理由がなくてもふらっと寄りたくなるお店です。

富士見あられ本舗様

もう一店舗は、老舗のあられ屋さん「富士見あられ本舗様」。
香ばしい匂いに誘われて、つい足を止めてしまうお店。
日常のおやつにも、ちょっとした手土産にも使える。
「これなら間違いない」と思える安心感も、このお店の魅力です。

画像の説明 画像の説明

Kibaburaについて

「Kibabura」は、丸オ奥田商店様が発行する、木場の地域密着フリーペーパー
引越し業を通して地域と深く関わってきた奥田商店様だからこそ見えてくる、街の人やお店、日常の風景を丁寧に切り取っています。

studio MONDAY BLUEでは、企画立案から取材、デザイン、編集まで一貫して制作を担当。
「木場で見つめなおす、あなたの魅力」をテーマに、東陽町・門前仲町を含む木場周辺エリアの魅力を通して読者自身の魅力を再発見してほしいという願いを込めています。

今号も、木場という街の日常にそっと寄り添う一冊になりました。
木場周辺エリアの店舗様にも置かせていただいています!ぜひ、手に取っていただけたら嬉しいです!

フリーペーパーの効果や注意点などは、お店オリジナルフリーペーパーってどうなの?|作る意味と成功条件で解説しています。 カフェ新聞で使えるアイデアは、カフェ新聞の面白い企画、考えてみた|アイデア集でまとめています!

縦型LEDスクリーン アニメーション制作事例|MONDAY BLUE

魔法使いグレータの家

10分割スクリーン制作の舞台裏

令和7年12月1日、MONDAY BLUE制作のアニメーションが、都内高層オフィスビルのエントランスホールに設置された高さ7mの縦型LEDスクリーンで初披露されました。今回は、MONDAY BLUEが手がけた最新プロジェクトをご紹介します。

地域の幼稚園児300名を招いた点灯式に加え、ビルを訪れた一般の来場者も上映を見ることができる構成となり、多くの人に足を止めていただく機会となりました。


48時間で世界観を固める

MONDAY BLUE Animeの最新プロジェクトは、公式相談フォーム「MONDAY BLUE POST」に届いた一通の問い合わせから始まりました。連絡からわずか3時間後にはオンラインでの打ち合わせが実現。イベントの目的、スクリーン仕様、来場者層、アニメーションの尺や構成といった制作に必要な要件が短時間で共有されました。

今回の舞台は、都内高層オフィスビルのエントランスホールに設置される高さ7mの縦型巨大LEDスクリーン。地域の幼稚園児300名を招いた点灯式に加え、一般公開期間中はビルを訪れた来場者も鑑賞する、クリスマスアニメーションの制作依頼でした。

その場で決まったのは、まず2日間でサンプルカットを制作し、それを基に正式な依頼を判断するという流れ。こうして、制作チームの48時間にわたる短期集中の制作がスタートしました。


世界観の「軸」を一気に固める

怒涛のサンプル制作期間において、単にカットを仕上げるだけでは意味がありませんでした。重要だったのは、作品全体の方向性を決定づける「世界観の軸」を一気に固めることです。設定、時代背景、メッセージ、構成、キャラクター造形、タッチ。本来であれば段階的に詰めていく工程を、極限まで圧縮して進めていきました。当然、不採用となった案も少なくありません。しかしそれは時間が足りなかったからではありません。「軸から外れる案は採用しない」という判断を、一貫して貫いた結果でした。その軸とは、「子どもたちと来場者の記憶に残り続ける映像であること」。

「作品の役割は、その場を華やかにすることだけではありません。
時が経っても、ふと蘇るような光景をつくること。
見た人の心に残る“静かな記憶”を目指しました」

この考え方が、短期間の中で数多くの判断を支える指針となりました。


作品に込めた願い

今回の映像はクリスマスの点灯式を彩るものですが、MONDAY BLUEはそこに、もうひとつの願いを静かに込めています。それは、「どんな状況でも誰かを思う心を忘れないでほしい」というメッセージです。物語の中心人物である魔法使いグレータの背景設定には、「優しさは見えなくても、確かに届く」という価値観が象徴的に織り込まれています。この想いは、決して声高に語られることはありません。大きな感動や劇的な展開で伝えるのではなく、風景や光、佇まいの中にそっと滲ませる構成が選ばれました。誰かのために行動することが必ずしも報われるとは限らない現実。その中でもなお、他者を思う心は失われていない。そんな小さな希望を、映像の奥底に沈めるように配置しています。

設定資料|未公開ビジュアル

※画像をタップすると拡大表示されます

グレータ キャラクター設定資料
グレータ|キャラクター設定ラフ(未公開)
グレータの家 空間設定資料
グレータの家|空間・光の設計メモ
グレータの家 空間設定資料
グレータの家|空間・光の設計メモ
グレータの家 空間設定資料
グレータの家|空間・光の設計メモ

縦型LEDスクリーン アニメーションならではの課題-10分割スクリーンに挑む-

制作が本格化すると、10分割された縦型巨大スクリーンという特殊な仕様が、想像以上の課題として立ちはだかりました。スクリーンは均等に分割されておらず、区画ごとに必要な情報量も異なります。そのため、一枚の絵としての整合性と、10枚のパネルとしての成立を同時に満たす、精密な解像度設計が求められました。さらに、縦型分割によって、通常のアニメーション演出がそのまま使えないという制約も生じます。場面転換の方法が限られ、キャラクターや動きが枠で見切れるリスクも常につきまといました。そのため、演出を考えるたびに、この動きは枠に切られないか。情報は正しく伝わるか。といった確認が欠かせませんでした。


制約を、表現に変える

分割の影響は作画量にも及びました。複数のアスペクト比で展開する必要があり、単純なトリミングでは世界観が成立しない場面も多く発生しました。その結果、省略できないカットや描き込みが想定以上に増え、作画とレイアウトの密度は通常よりも高くなっていきます。こうした制約の中で、チームは次第に発想を転換していきました。分割枠を欠点として捉えるのではなく、作品の特徴として活かす演出へと舵を切ったのです。窓越しのような奥行き。多面で反応するリズム。分割が生む静けさと余白。制約があったからこそ見えてきた表現でした。


“最後までやり切る”姿勢

制作後半では、イベント演出との調整や確認工程に伴い、修正や追加カットが相次ぎました。一度は順調と思われた進行も、度重なる調整で揺らぎ、チームが頭を抱える場面もありました。それでも、「許された範囲でクオリティを磨き続ける」という姿勢だけは、最後まで変わりませんでした。特に象徴的だったのが、サンプルカットとして選ばれた「魔法使いグレータの家」のシーンです。魔女狩りの過去を持ち、子どもたちの前に姿を現せないグレータ。それでも彼らを思い、自分の代わりにサンタクロースを送り出すという設定。その優しさを空気として宿すため、家の光や生活の気配、静かな温度感に細心の注意が払われました。

「このシーンは作品の“心臓”でした。
そこが多くの人に印象に残ったという声は、素直に嬉しいですね」


最後に

縦型巨大スクリーン、10分割という特殊仕様。短期間のサンプル制作と、本制作での度重なる修正。数多くの挑戦を経て完成した今回の作品は、エントランスを訪れる誰もが観客となる光景を生み出しました。子どもたちだけでなく、多くの大人が足を止めて見入る。その場に生まれた静かな時間こそが、このプロジェクトの成果だったのかもしれません。MONDAY BLUEはこれからも、世界観を大切にしながら、心に静かに残り続ける光景を創り続けていきます。

MONDAY BLUE Animeサイトはこちら。


せっかくアニメーション制作を依頼してもすぐに『消費』されてしまう原因は?も併せてチェック! ブランドの想いをかたちにするMONDAY BLUEのアニメーションについてもっと知りたい方は、ブランドの“想い”を動かす、アニメーションPRという選択肢こちらもチェック! 採用シーンにおけるアニメーションという手段の有効性については、採用における、アニメーションの効果は?で解説しています! アニメーションの使い道はPRだけではありません。アニメーションの意外な使い道5選も見てみてください。 最近流行りのオリジナルキャラクタービジネスをお考えなら、その企業漫画、アニメにしませんかの記事をチェック!

アニメーション制作を依頼するなら|消費されない世界観設計という選択

アニメのワンシーン

アニメーション制作を依頼しようと検索すると、
どの制作会社も映像は美しく、完成度も高い。

けれど――なぜだか、心に残らない。

「アニメ制作を依頼したのに反応が弱い」
「費用をかけたのに印象に残らない」

そう感じた経験はありませんか?

その違和感の正体は、クオリティ不足ではなく
“設計の深さ”にあるかもしれません。

本記事では、

  • アニメーションが消費されてしまう理由
  • 制作会社を選ぶときに見るべき視点
  • 消費されないアニメーションの設計とは何か

を整理します。


なぜアニメーションは“消費”されてしまうのか?

① 目的が曖昧なまま制作している

「とりあえずアニメを作る」という依頼は多い。

しかし
誰に届けるのか
何を残したいのか
どんな感情を動かしたいのか

ここが設計されていないと、映像はただ流れるだけになります。


② 世界観が設計されていない

きれいな作画。
滑らかな動き。

それだけでは記憶には残りません。

世界観とは、

  • 色の温度
  • 光の角度
  • 空気の密度
  • 背景に流れる思想

それらが一貫して存在している状態。

これがない映像は、
SNSのスクロールの彼方に消えていきます。


③ 再利用設計がされていない

アニメーションは作って終わりではありません。

  • SNS用に再編集できるか
  • サイトのファーストビューに転用できるか
  • 展示会で使えるか

ここまで設計していないと、
一度きりの“消費物”になります。


【アニメ制作を依頼する前に】制作会社の選び方

アニメ制作会社を探すとき、
見るべきはポートフォリオの派手さではありません。

見るべきは:

  • 世界観が一貫しているか
  • 目的設計から入っているか
  • なぜその演出なのか説明できるか

技術は前提。
差が出るのは思想と設計です。


MONDAY BLUEが考える「世界観設計」

私たちは“アニメーションを作る”のではなく、
世界観を設計することから始めます。

15秒、30秒、長くても数分。

けれどその中には、空気の密度があります。

キャラクターの仕草ひとつ。
光の角度ひとつ。
登場しない空間の温度までも。

それはクリエイターのエゴではありません。

見えない部分まで設計するのは、
その世界が本当に呼吸する瞬間を生み出すため。

そしてその呼吸こそが、記憶に残ります。

単なる映像の記憶ではなく、
“ふと思い出す光景”として。


短尺に込める、密度と構成

MONDAY BLUEは短尺に特化しています。

それは流行ではなく、必然です。

15〜300秒という限られた時間に、

  • 世界観
  • 思想
  • 目的
  • 構成
  • 呼吸

を凝縮する。

長さで勝負しない。
密度で勝負する。


目的のための美しさ

私たちは、作り手のための作品ではなく、
“伝えたい人のため”のアニメーションを作ります。

採用アニメーションなら、共感と信頼を。
PRアニメーションなら、思想と記憶を。

美しさは目的のために存在する。

だからこそ、消費されない。


依頼先で迷っているなら

「どこにアニメ制作を頼めばいいのか分からない」

そう感じているなら、
まずは“制作物”ではなく“設計思想”を見てください。

映像は結果。
設計が本質です。


消費されないアニメーションを、あなたへ

AIやテンプレートが量産する映像があふれる今。

MONDAY BLUEがつくるのは、
正確な映像ではなく、深い映像。

ブランドの温度や呼吸を描き、
一度きりではなく、記憶に生き続ける世界を設計する。

アニメーション制作の核心は、技術でも流行でもない。

思想としての設計にこそ、説得力がある。