この記事は、MONDAY BLUEが考える「世界観設計」という思想の中で、特にブランディングの視点にフォーカスして整理した補足記事です。
ブランディングが必要だ、という話はよく聞きます。けれど実際に動こうとすると、多くの人が立ち止まります。何から始めればいいのか分からない。誰に頼めばいいのか分からない。
それもそのはずで、ブランディングは「考える仕事」と「かたちにする仕事」が途中で分断されやすい領域だからです。
ブランディング整理で最初にやるべきこと
ブランディング整理は、ロゴやデザインを作ることから始まりません。
まず必要なのは、そのブランドを、時間をかけて知ることです。
・なぜこの事業をやっているのか
・何を大事にしてきたのか
・どんな判断を良しとしてきたのか
・現場にはどんな空気が流れているのか
こうした情報は、ヒアリングシートを埋めただけでは見えてきません。会話の温度、言葉の選び方、無意識の癖。そこに、ブランドの輪郭があります。
「見え方」を整えるということ
ブランドを知ったあとにやるのが、見え方を整えるという作業です。ここでいう見え方は、単なるビジュアルデザインではありません。
言葉。
色。
文字。
写真や映像のトーン。
音。
雰囲気。
風格。
温度感。
これらすべてが組み合わさって、人は「この会社はこういう存在だ」と感じ取ります。ブランディング整理とは、これらを一貫した方向に揃え、管理できる状態にすることです。
なぜコンサルティングでは完結しないのか
コンサルティングは、ブランディングを構造的に整理するのが得意です。
言語化。
フレームワーク。
ポジショニング。
それらは確かに重要です。ただ、問題はその先にあります。
整理された考えを、実際の表現としてどう落とし込むのか。
言葉をどう書くのか。
色をどう選ぶのか。
文字の太さをどうするのか。
写真の距離感をどうするのか。
ここには、正解のない判断が連続します。そしてこの領域は、理論や資料だけでは決めきれません。多くのコンサルティングは、「考えを整理するところ」で仕事が終わります。それを“かたちにする術”を持っていない場合がほとんどです。
なぜデザイナーだけでも足りないのか
一方で、デザイナーは表現を形にできます。しかし、雇われたデザイナーがブランド全体を背負うことは現実的ではありません。
・経営の意図
・事業の未来
・長期的な一貫性
そこまで踏み込んだ判断は、依頼された範囲を超えてしまうからです。結果として、「言われたものを、きれいに作る」という役割に収まりがちになります。
ブランディング整理は、かたちにして初めて意味を持つ
ブランディング整理は、考えて終わりではありません。かたちになって初めて、機能し始める。言葉として使われ、色として見られ、デザインとして運用される。そこまで落とし込まれて、はじめて「判断基準」として生き続けます。
だから、クリエイティブスタジオがやる
MONDAY BLUEは、世界観をかたちにする仕事をしてきました。抽象的な考えを、現実の表現に変えてきた経験があります。だからこそ、ブランディングを整理し、そのままデザイン・表現まで持っていける。デザインは目的ではありません。ブランディング整理のための手段です。
考えるだけでも足りない。作るだけでも足りない。その間を、途切れさせずにつなぐ。それが、ブランディングを整理する、という仕事です。
MONDAY BLUEをはじめて知った方は、是非はじめてMONDAY BLUEを知った人へを読んでいただければ幸いです。 MONDAY BLUEの世界観設計の考え方については、世界観設計とは何か?売上につながるブランド体験のつくり方【完全ガイド】で詳しく解説しています!