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CD / PACKAGE / ART DIRECTION

A TO Z
CD ARTWORK 瀧本りおな

瀧本りおな『A to Z』CDパッケージデザイン
PROJECT OVERVIEW

26歳の「全部」を、
一枚のCDに。

シンガー・瀧本りおな様の アルバム『A to Z』の CDパッケージデザインを担当しました。

AからZまでの26文字と、26歳という節目。 これまで経験してきた出来事や感情、 音楽、出会い、ライブで過ごす時間まで。

「自分をつくってきた全部」を 一つの作品に閉じ込めるというコンセプトから、 ジャケットだけでなく、 ブックレット、帯、バックインレイ、盤面まで 一貫した世界観を設計しました。

CLIENT

瀧本りおな様

ROLE

Art Direction / CD Artwork / Graphic Design / Package Design

SCOPE

Jacket / 6P Booklet / Back Inlay / Obi / Disc / Print Data

THE CONCEPT

AからZまで。
人生にある「全部」。

制作の起点となったのは、 アルバムタイトル 『A to Z』に込められた意味でした。

AからZまでのアルファベットは全部で26文字。 それを、26歳という自身の年齢と重ねています。

そして「A to Z」が意味するのは、 「最初から最後まで」「全部」。

嬉しかったことも、 苦しかったことも、 誰かと出会った時間も、 ライブで観客と過ごした時間も。

そのすべてが今の自分を形づくる。 その考えをCDという物理的な作品の中で どう見せるかを考えました。

01 / VISUAL DIRECTION

「可愛い」と「強い」の
あいだをつくる。

ヒアリングでいただいた 大きなキーワードのひとつが、 「可愛らしさを残しながら、 強い女性を描きたい」というもの。

激しく尖りすぎるのではなく、 若い女性が見ても 「かっこいい」と感じられる強さと、 瀧本さん自身のキュートさを 共存させることを意識しました。

ベースカラーには イメージカラーである赤を採用。

黒、生成り、グリーンを組み合わせ、 鮮やかさの中に 少しレトロな質感を加えています。

瀧本りおな A to Z 6Pブックレット外側
6P BOOKLET / OUTSIDE
02 / MOTIFS

9つの楽曲を、
9つの断片へ。

アートワークに散りばめたモチーフは、 単なる装飾ではありません。

『愛とハイボール』にはハイボール、 『タイムキラー』には砂時計、 『KU・CHI・DA・KE』には唇、 『Black Candle』にはキャンドル。

それぞれの楽曲から 象徴となる要素を抽出し、 ステッカーのような グラフィックへ変換しました。

9曲それぞれが 違う感情や出来事を持ちながら、 すべてが一人の人生につながっている。

その構造を、 大量のモチーフを重ねることで表現しています。

A to Z 6Pブックレット内側
6P BOOKLET / INSIDE
涙も笑顔も忘れない。
私を作った、A to Z。
PACKAGE DIRECTION

一枚のジャケットではなく、
一つの作品世界を。

CDは、画面上で一枚だけを見るものではありません。 表紙を見て、開いて、ブックレットを読み、 ディスクを取り外す。 その一連の体験まで含めてデザインしています。

01

JACKET

アルバムの第一印象として、 赤を軸に写真・紙・ステッカーを コラージュした世界観を構築。

02

BOOKLET

歌詞や写真を読む時間まで含め、 アルバムの中を歩くように ビジュアルを展開しました。

03

PACKAGE

帯、バックインレイ、盤面まで 同じデザインルールで統一し、 ひとつの作品として成立させています。

03 / STORYTELLING

人生の中から、
今の自分が現れる。

バックインレイでは、 大きなハートと楽曲モチーフの中から、 瀧本さん自身を手でつまみ上げるような 構図を制作しました。

制作途中で提案したこの表現を、 瀧本さん自身が 「人生の色んな出来事の中に、 私が連れてこられた」 と捉えてくださったことから、 アイデアをさらに発展させています。

人物写真を単に配置するのではなく、 作品のコンセプトそのものに参加させる。

さまざまな出来事の中から、 現在の瀧本りおなが 生まれてきたような一枚を目指しました。

A to Z バックインレイ外側 A to Z バックインレイ内側
EXPERIENCE DESIGN

ディスクを外した先にも、
物語をつづける。

CDパッケージは、 実際に手に取り、 開き、ディスクを取り外すものです。

そこで今回は、 「ジャケットが完成したら終わり」ではなく、 CDを触る一連の行動まで デザインの一部として考えました。

盤面にはアルバムタイトルと写真を配置。 そのディスクを取り外すと、 ハートの中から本人のメッセージが現れます。

ケースを開き、 ディスクを手に取った人だけが見つけられる。

パッケージそのものに、 小さな発見を仕込みました。

A to Z CD盤面デザイン ディスクを外すとメッセージが現れるA to Zケース内側
04 / DETAILS

帯まで含めて、
ひとつの作品に。

CDショップで最初に目にする帯も、 パッケージとは別の付属物ではなく、 『A to Z』の世界観を構成する パーツとして設計しました。

表面にはアルバムを象徴する言葉 「涙も笑顔も忘れない 私を作ったA to Z」 を配置。

ジャケットと重なった状態でも、 外した状態でも成立するよう、 情報量と色のバランスを調整しています。

A to Z CD帯デザイン A to Z CDパッケージ
THE RESULT

CDという物体そのものを、
作品にする。

今回studio MONDAY BLUEでは、 アルバムのコンセプト整理から ビジュアル方向性の提案、 CDパッケージ一式のグラフィック制作、 入稿データ制作まで担当しました。

また、各楽曲から制作したモチーフは、 CDだけに閉じず、 ステッカーや映像、告知物などへ 展開できる個別素材として制作しています。

一枚のジャケットを作るのではなく、 音楽を中心に広がる 一つのビジュアル世界をつくる。

『A to Z』では、 CDという物理的な媒体だからこそできる 体験まで含めて設計しました。

PROJECT CREDIT

A to Z

Artist / Vocal / Produce:瀧本りおな
Recording / Mixing / Mastering:山本アラタ
Photography:玲
CD Art Direction / Design:studio MONDAY BLUE

Release:2026.08.22

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