『混沌と耽美』 お耽美アートミュージアム / photographer moco
LOGO / FLYER / DM / EXHIBITION SPACE / INSTALLATION / STAGE SOUND
SHINJUKU / 2024.11.16 — 17
写真展を、
写真を並べるだけで終わらせない。
フォトグラファーmoco様による 体験型アートミュージアム 『混沌と耽美』。
「自由と解放」をテーマに、 五感をくすぐる体験型の写真展として 2024年11月16日・17日に開催されました。
MONDAY BLUEでは、 ロゴ、フライヤー、DMといった グラフィックだけでなく、 会場美術、展示設営、 ライブパフォーマンスのステージ音響まで担当。
展覧会を知る瞬間から、 会場へ入り、 写真・空間・光・音を体験するところまでを 一つのPROJECTとしてつくりました。
photographer moco
お耽美アートミュージアム
〜混沌と耽美〜
ロゴ / フライヤー / DM / 会場美術 / 展示設営 / ステージ音響
陰か、陽か。
そのどちらでもなく。
moco様がこの展覧会で掲げた 「新・耽美主義」。
そこでは、 光だけを美しいものとするのではなく、 闇を否定することもしません。
「陰」と「陽」。 相反するもののどちらも認め、 その存在を受け入れること。
その融合によって生まれるものを 「耽美」と捉える考え方です。
この思想は、 写真作品そのものだけではなく、 展覧会全体をどう見せ、 どう体験してもらうか にもつながっていました。
美しく整えるだけでは足りない。 けれど、 ただ乱雑に壊すだけでも違う。
美しさと違和感。 静けさと混乱。 光と闇。
相反するものが同時に存在する空気を、 グラフィックから空間まで 一つの世界としてつなげていきました。
ひとつのロゴをつくるのではなく、
そのロゴが生きる世界までつくる。
整いすぎない、
美しさ。
『混沌と耽美』という言葉を、 展覧会全体の視覚的な核へ。 写真の存在感を残しながら、 一目でこの企画だと分かる アイデンティティをつくりました。
ロゴは、 太い輪郭と大きく変形した字形、 強い紫を核に構成。
暗い写真の上でも 強い存在感を残しながら、 完全には整いきらない形を持たせています。
フライヤーやDMでは、 写真を単なる背景として扱うのではなく、 ロゴ・写真・文字情報がひとつの世界として 共存すること を意識しました。
告知物もまた、 展覧会へ足を踏み入れる前の 最初の体験です。
二次元でつくった世界を、
そのまま現実の空間へ。
「見る」だけではなく、
その中へ入る展示に。
会場美術では、 写真を壁へ均等に並べるだけではなく、 作品が空間の中でどう存在するかを考えながら 展示を組みました。
壁に掛ける。 床に置く。 空中へ吊るす。 立てかける。
写真を同じ高さ、 同じ間隔で揃えることを前提にせず、 作品ごとに異なる存在の仕方をつくっています。
布やレンガ、 床面の素材、 会場に生まれる赤や青の光も重なり、 写真と「展示する場所」を 切り離さない空間になりました。
写真を見るための背景としてではなく、 会場そのものを一つの作品として扱う。
それが、 体験型の写真展という構想に対する MONDAY BLUEなりの答えでした。
デザインデータの、
その先まで。
この仕事は、 PhotoshopやIllustratorの中だけでは 完成しません。 実際の会場へ入り、 写真の位置や高さを確認しながら 展示を組み上げました。
吊るす位置を決める。 写真を置く。 素材を動かす。 実際の光の中で見え方を確認する。
平面上で考えたものも、 現実の空間に入れば 距離も高さも見え方も変わります。
だから、 デザインしたものを納品して終わるのではなく、 現場で見て、 手を動かして、 完成まで調整する。
そこまで含めて、 『混沌と耽美』という一つの制作でした。
最後は、
音まで世界の中へ。
会期中には、 ライブパフォーマンスも開催されました。
MONDAY BLUEでは、 そのステージ音響も担当。
ロゴから始まり、 紙、展示空間、 そして音へ。 一つの世界観を、 異なる技術を横断しながらつないでいます。
一つの展示に、
必要だったこと。
LOGO
『混沌と耽美』という名称と世界観を、 展覧会全体を象徴するビジュアルへ。
FLYER / DM
写真、ロゴ、開催情報を一つの世界として整理し、 来場前の最初の接点を制作。
EXHIBITION SPACE
写真の配置、 吊り展示、 床面、 布や物体などを組み合わせ、 会場全体の体験を構成。
INSTALLATION
実際の会場で展示設営を行い、 空間の中で確認しながら 最終的な見え方を調整。
STAGE SOUND
ライブパフォーマンスの ステージ音響を担当。
これは、
何屋の仕事だったのか。
ロゴなら、 ロゴデザイナー。
フライヤーなら、 グラフィックデザイナー。
展示空間なら、 空間デザイン。
ライブなら、 音響。
一つずつ切り分ければ、 それぞれに専門の仕事があります。
でも、 『混沌と耽美』に必要だったのは、 それらを別々につくることではありませんでした。
一つの世界を、
ロゴから紙へ。
紙から空間へ。
空間から音へ。
必要な技術を横断しながら、 一つの体験として成立させていく。
『混沌と耽美』は、 MONDAY BLUEが考える PROJECTという仕事を象徴する制作の一つです。
「これ、何屋に頼めばいい?」
からご相談ください。
デザイン、映像、Web、空間。
最初から必要な専門分野を
決める必要はありません。
実現したいことを聞き、
必要な技術と手段を組み合わせて
一つのプロジェクトとして制作します。