この記事は、MONDAY BLUEが考える「体験設計」という思想の中で、特になぜ、そのチラシは見られずに終わるのかにフォーカスして整理した補足記事です。
はじめに|チラシの反応が出ないのは「内容」ではない
「チラシの反応がない」「ポスティングしても効果が出ない」
そう感じたとき、多くの人はデザインや文章を疑います。しかし実務の現場でよく見るのは、内容を読まれる前に捨てられているという現実です。
チラシは、読まれるかどうかが最初の1秒で決まります。
ここを外していると、どれだけ良い内容でも反応は出ません。
条件1|誰向けかが、一瞬で分からない
読まずに捨てられるチラシの最大の特徴は、「これは自分向けか?」が一瞬で分からないことです。
業種名や会社名は書いてある。
でも、“誰の悩みを解決するのか”が見えない。
人はチラシを読む前に、無意識でこう判断しています。
- 自分に関係あるか?
- 今必要な情報か?
ここが曖昧なチラシは、高確率でスルーされます。
チラシの反応が出ない原因の多くは、ここにあります。
条件2|メリットより、説明が先に来ている
よくあるのが、会社紹介やサービス説明が最初に来る構成です。しかし読み手が知りたいのは、「で、自分にとって何がいいのか?」です。メリットが見える前に説明が続くと、読む理由が生まれません。
チラシの効果が出ないのは、内容が悪いのではなく、順番が逆なだけです。
条件3|情報が多すぎて、判断できない
サービス一覧、料金表、実績、写真、説明文…。情報が多いほど親切だと思われがちですが、実際は逆です。情報が多すぎると、
- どこを見ればいいか分からない
- 結局何が一番伝えたいのか分からない
- 判断を放棄する
という状態になります。チラシは情報量で勝つものではありません。判断しやすさで勝つものです。
捨てられないチラシは、「読む前」に勝負している
チラシの反応が出るかどうかは、文章力やデザイン力だけでは決まりません。
- 誰向けか明確か
- メリットが先にあるか
- 判断しやすい構造か
この3つが揃っていると、「とりあえず読んでみよう」が生まれます。逆に、どれかが欠けていると、読まずに捨てられる確率は一気に上がります。
ここまで読んで頂けた方には「“作る”と“効かせる”は別のスキル」であることはご理解いただけたはずです。まとめ|捨てられる原因は、デザイン以前の構造にある
チラシの反応が出ないとき、多くの人は色やレイアウトを変えようとします。
しかし実際の原因は、構造の問題であることがほとんどです。
- 誰に向けて
- どんなメリットを
- どの順番で伝えるか
ここを整理するだけで、同じデザインでも結果は変わります。
チラシは「きれいに作るもの」ではなく、
捨てられない構造を設計するものです。
反応が出ないと感じているなら、
まずはデザインではなく、設計から見直してみてください。
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