今回シャッターのリメイクアートのご依頼をいただいたのは、江東区木場で70年以上の歴史を持つ引越し屋さん。会社の倉庫兼社宅として使用している建物が「老朽化に伴い数年中に取り壊しになるため、最後にこの建物で遊びたい」とのこと。また自社で扱っているペンキも使用したいということで、倉庫の大きなシャッターのリメイクアートをご提案させていただきました!

現地下見に伺うと、想像していたよりも大きな2枚のシャッター。シャッターは、錆や経年劣化による塗膜の浮きが目立ち、永い年月を感じさせます。左右のシャッターで作りが異なり、右側のシャッターは故障し開くことができない状態でした。
▼▼After▼▼

寂しかった通りが一気に華やかになりました!!
道行く人が足を止めてくれる様子を何度も目にしました。
今回のご依頼主であるハトのマークの引っ越し専門江東センター丸オ奥田商店様にちなんで、2枚の大きなシャッターを存分に使い、白いハトの家族がおうちに帰っていく様子を描きました。青い空に広がる草原、赤い屋根の鮮やかな色合いが目を引きます。木場の街に彩りが加わりました!
作業の様子
まずは浮いた塗膜や錆を落とし、フラットな状態に。
こうすることで下地の状態が均一になり、塗料が食いつきやすくなります。
下地処理が終わったら、下書きを描いていきます!
絵の輪郭を線で引いて、大体のイメージをつけていく感じ。

色をどんどんのせていきます!


ハトの家族やお家に色がのるとポップな感じになりかわいいです♪
最後に会社の電話番号も入れて…
完成!!

倉庫のリメイクアートを気に入って下さり、事務所のシャッターもリメイクさせていただくことに!

▼▼After▼▼

事務所前にある大きなシャッターは、故障していて完全にシャッターを上げることができず、地面は坂になっているため足場を組むのも難しいという状況…。そこで、シャッターを限界まで上げているときと締め切ったときで絵のとらえ方が変わるよう工夫しました。
シャッターの途中までのデザインにして、ハトのマークの引っ越し屋さんということが分かるようなイラストにしたいとのご要望でした。
シンプルで可愛い、白が映える素敵なシャッターになりました!

お客様の声
会社のシャッターを塗ってもらいました。汚かったこともずっと気がかりでしたが何屋さんか分かるように、また素敵なデザインで・・・とお願いしましたら大満足なシャッターになりました。
バンクシーみたいだねという反応が多いです。ありがとうございました。
今回のプロジェクトの流れ
倉庫リメイクのご相談を受ける
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ヒアリング・現地調査、シャッターアートのご提案。後日見積り
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倉庫シャッターアート1日目
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事務所シャッターアート1日目
事務所シャッターアート2日目