30秒の世界を、作る
ブランドの“らしさ”を、ただ伝えるのではなく、
感じられる物語として描く。
それが、MONDAY BLUEのアニメーションCM。
“近未来”を描くのは、冷たくするためじゃない。
速く流れていくこの時代の中で、
それでも確かに残っている温度を掴みたいからだ。
情報は溢れ、言葉は軽くなり、映像はすぐに消費されていく。
そんな時代だからこそ、私たちは30秒という短さを選ぶ。
長く語るより、一瞬で心に残るものを。
派手な演出より、あとから思い出される感触を。
世界観は、作り込むものじゃない。
削ぎ落とした先に、滲み出るものだと信じている。
ブランドの“らしさ”を、ただ伝えるのではなく、
感じられる物語として描く。
それが、MONDAY BLUEのアニメーションCM。
企画、迷い、試行錯誤。
完成までのすべてを“連載”として公開する。
次を待つ時間さえ、物語の一部にしたい。
作品だけじゃない。
なぜそう作ったのか、その思考と温度が残る。
世界観の厚みを、証拠として差し出す。
30秒という制限の中で、
何を語り、何を捨てるのか。
最初に決めるのは「やること」よりも、「やらないこと」。 目的・ターゲット・感情の着地点を揃えて、30秒の芯を一本にする。
ミオソフィアという街は、
なぜこの色をしているのか。
“近未来”を冷たく描かないために、光の温度を決める。 夜の青、窓の明かり、紙の上に残る線――その全部が世界観になる。
目の光、線の迷い。
その人が生きてきた“癖”を描く。
デザインを整えるほど、生命は薄くなることがある。 だから、整えきらない。描ききらない。余白に心を残す。
カット割りと“間”。
30秒の呼吸を設計する。
情報を詰めるより、余韻を残す。 一枚の絵が“語りすぎない”ように、切り替えの速度を決めていく。