チラシを作るとき、多くの人がほとんど迷わず「A4サイズ」を選びます。
確かに、A4は情報量も十分に載せられ、印刷コストの面でも扱いやすいサイズです。
しかし、本当にA4が“最適解”なのでしょうか。
結論から言うと、チラシの最適なサイズは目的によって変わります。
【結論】目的別おすすめチラシサイズ
まずは、迷ったときの目安を整理します。
- ポスティングでまず手に取らせたい → B5 / A5
- サービス内容をしっかり読ませたい → A4
- 店内掲示やイベント告知 → B4 / A3
- 丁寧な案内・高単価サービス → 二つ折り(A4→A5 4P)
つまり、「A4が正解」というわけではありません。
大切なのは“どこで、誰に、何をしてほしいか”です。
A4サイズは万能?実は埋もれやすい理由
A4はもっとも一般的なチラシサイズです。
そのため、ポスティングでも店内設置でも、似たサイズの紙が大量に並びます。
つまり、埋もれやすいサイズでもあるのです。
たとえば、
- 他のチラシと重ねられる
- ファイルに挟まれて終わる
- 「あとで見よう」と思われて放置される
このようなケースは少なくありません。
A4は「読ませる」前提のサイズです。
しかし、「まず手に取らせる」ことに特化しているわけではないのです。
B5サイズという“ちょっと小さい”戦略
そこで検討したいのが、B5サイズです。
A4より一回り小さいだけですが、印象は大きく変わります。
- 手に取ったときの収まりが良い
- チラシ感が薄れ、冊子のように見える
- 無意識に“目を通しやすい”扱いになる
とくに、採用募集やサービス案内など、
「まず興味を持ってもらう」ことが目的の場合、B5は有効です。
したがって、ポスティング中心の施策ではB5やA5の方が反応が出やすいケースもあります。
ポスティングの反応率の目安についてはポスティングの効果が出ない原因|チラシ運用で反応率を上げるテク3選をご覧ください。B4・A3は“読む前提”をつくるサイズ
一方で、あえて大きくするという選択肢もあります。
B4やA3はポスティングには不向きです。
しかし、店内掲示やイベント配布では強力な武器になります。
なぜなら、大きいサイズは視覚的に“読み物”として認識されやすいからです。
- 新聞のような存在感
- ポスター的な視認性
- 情報量よりも“存在感”が強い
したがって、説明を伴う場面や店内掲示では、
A4よりもB4・A3が効果的な場合もあります。
二つ折りという選択|サイズ以上に“体験”を変える
さらに、サイズそのものを変えなくても印象を変える方法があります。
それが「二つ折り」です。
A4を二つ折りにすれば、A5サイズの4ページ構成になります。
すると、「開く」という動作が生まれます。
この“開く”体験には大きな意味があります。
- 情報を段階的に整理できる
- 意図して作られた印象を与える
- 高単価サービスとの相性が良い
つまり、サイズの問題は単なる紙の大きさではありません。
どう扱われるかという“体験設計”の問題なのです。
チラシサイズはデザインではなく「設計」の話
ここまで選択肢を整理してきましたが、
どのサイズが絶対的な正解ということはありません。
重要なのは、次の3つです。
- どこで配るのか
- 誰に渡すのか
- 何をしてほしいのか
これらを明確にしないままサイズを決めると、
デザインを変えても反応は変わりません。
したがって、サイズ選びは「デザイン」ではなく「設計」の問題なのです。
チラシの設計については、チラシの反応が出ない理由は視線誘導にある|効果を上げる設計方法でも別角度から解説しています。まとめ|A4を疑うことから始める
A4は便利です。
だからこそ、何も考えずに選ばれやすいサイズでもあります。
しかし、もしチラシの反応に違和感があるなら、
まず「サイズ」から疑ってみる価値があります。
ポスティングなのか、店内掲示なのか。
読ませたいのか、まず止めたいのか。
目的から逆算すれば、サイズは自然と決まります。
チラシ・販促物の設計について相談する
MONDAY BLUEでは、チラシを「きれいに作るもの」ではなく、
どう配られ、どう手に取られ、どう行動につながるかという視点から設計します。
A4がいいのか、B5がいいのか。
それとも、折るべきか、冊子にすべきか。
サイズ設計から一緒に整理したい場合は、制作前の段階からご相談いただけます。
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